働きながらでも博士号はとれる
仕事をしながら学位をとるための具体的なテクニックを紹介!
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著者 |
都丸孝之〔著〕 |
刊行日 |
2014年8月25日
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ISBN |
978-4-327-37905-6 |
Cコード |
0037 |
NDCコード |
377 |
体裁 |
四六判 並製 170頁
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定価 |
定価1,650円(本体1,500円+税10%)
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- 内容紹介
- 社会人として働きながら大学院に通い、効率的かつ最短で、博士号を取得するためのノウハウを教えます。
大学院進学準備から研究テーマの設定、査読付き論文の投稿テクニック、論文採択のための必須ポイント、最終審査のプレゼン攻略法まで具体的にアドバイス。
社会人学生として博士号をとった著者自身の経験をもとに、学位取得までのプロセスを徹底解説。
仕事と大学院生活を両立させ、業務を生かし、博士号取得でステップアップを目指す社会人の疑問と迷いを解決する、戦略的・実践的な情報が満載。
<著者紹介>
都丸孝之 (とまる たかゆき)
東京理科大学理工学部機械工学科卒。慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科後期博士課程修了(システムエンジニアリング学)。
大手複写機メーカーに勤務しながら、社会人学生として2012年に博士号を取得。現在は、慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特任講師、慶應義塾大学大学院経営管理科(慶應ビジネススクール)非常勤講師。
製品企画、新規事業の創出、製品の海外販売戦略、低コスト部品を調達するためのサプライヤーの評価、開拓などを専門としている。
- 目次
- 本書の特徴
第1章 働きながらでも博士号はとれる
1-1.社会人学生の増加と博士号取得への意識の向上
1-2.博士学位の種類
1-3.博士課程に在籍する社会人学生の年齢
1-4.博士号取得までの年数
1-5.博士号取得後の進路
1-6.博士号を取得することのメリット
(1) 広い視野で仕事ができるようになる
(2) 論理的思考能力の向上
(3) 転職に有利か?
(4) ビジネス交渉
(5) 企業内での昇給・昇進
(6) 大学教員への道
(7) 起 業
1-7.博士課程では好きな勉強ができる
1-8.博士号取得のための全体プロセス
第2章 博士課程入学までのプロセス
2-1.研究テーマの選択
2-2.大学院、指導教員の選び方
2-3.博士号の短期取得プログラム
2-4.研究計画書作成と、指導教員との事前合意
2-5.博士課程の入学試験
第3章 博士課程入学後の研究活動
3-1.研究室配属、講義履修、研究報告
3-2.博士中間審査会
3-3.学会への論文投稿
3-4.仕事と研究を両立させるためのテクニック
(1) 論文の調査テクニック
(2) 研究と会社の実務との連動
(3) 指導教員は研究のペースメーカー
(4) 平日の早朝と土日の時間の使い方
第4章 学会論文投稿のプロセス
4-1.学会論文の種類
4-2.学会論文投稿のプロセス
4-3.学会入会と懇親会の参加
4-4.学会論文の構成と書き方
4-5.仮説、検証型の研究スタイル
4-6.先行研究(学術論文)の検索
4-7.研究の独自性
4-8.論文の審査員(査読者)が重要視する項目
4-9.論文投稿のテクニック
(1) 特集号(Special Edition)への投稿
(2) 短期査読サービスの活用
4-10.論文投稿でやってはいけないこと
第5章 最終関門:博士審査のプロセス
5-1.博士審査のプロセス
5-2.博士号取得に必要な査読付き学術論文数
5-3.博士論文の研究テーマ
5-4.国際会議、国内学会発表の落とし穴
5-5.博士論文執筆の注意点
(1) 早い段階での執筆準備
(2) 論文の構成と矛盾点を解消
(3) 先輩方の博士論文を参考にする
(4) 要旨、課題設定、研究目標、結論、謝辞は手を抜かない
5-6.博士学位審査
(1) 副査のアサイン
(2) 公聴会プレゼン資料の作成時に陥る罠
(3) プレゼンの練習を何度も繰り返す
第6章 博士号取得が私の人生を変えた
6-1.木を見て森も見る
6-2.新規事業創出ができない
6-3.事業コーディネータとしてキャリア転身
謝 辞
参考文献