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書籍紹介

スローでディープな英文精読
〈ことば〉を極限まで読み解く

甘美なる英語沼への招待
著者 今井亮一、平沢慎也〔編訳解説〕
刊行日 2023年11月25日
ISBN 978-4-327-45316-9
Cコード 1082
NDCコード 837
体裁 A5判 並製 234頁+別冊24頁
定価 定価2,420円(本体2,200円+税10%)

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内容紹介
文学者と言語学者が洋書片手に大はしゃぎ!
本書は速読術を提供するものではないし、数百の単語や中学の英文法さえ覚えれば英語がわかるといったお気軽さを演出するものでもない。それゆえ本書は「スローでディープ」という、速さと浅さの対極の言葉をタイトルに冠している。ぜひ英語の甘美なる底なし沼に、ゆっくり深く沈んでいってほしい。
 
<柴田元幸 推薦!>
まず、優れた英文が選ばれている。それに達意の日本語訳が付いている。これだけでも十分面白いが、まあここまではいわば二次元。これに、翻訳という観点からはこういうことも言えるし、文法的にはこんなことも見えるし、ことばの用法としてはこうした点も指摘できる、等々いろんな角度から明快で有益な解説が重ねられ、二次元はぐいぐい奥行きと広がりを獲得する。ステレオ写真が一気に立体的に見える、あの瞬間にも似た快楽が何度も訪れる。看板に偽りなしの快著なり。
 
<著者紹介>
今井亮一(いまい りょういち)
立正大学文学部文学科英語英米文学専攻コース特任講師。博士(文学、東京大学)。著書に『路地と世界:世界文学論から読む中上健次』(松籟社)、『スヌーピーのひみつA to Z』(新潮社、共著)。翻訳に、レアード・ハント『英文創作教室 Writing Your Own Stories』(研究社、共訳)、ブレイク・スコット・ボール『スヌーピーがいたアメリカ:『ピーナッツ』で読みとく現代史』(慶應義塾大学出版会)、ホイト・ロング『数の値打ち:グローバル情報化時代に日本文学を読む』(フィルムアート社、共訳)、ジム・シューターほか『マーベルスーパーヒーローズ:シークレット・ウォーズ』(ヴィレッジブックス、共訳)、スーザン・J・ネイピア「大江健三郎と二十世紀末における崇高の探求」(講談社)など。
 
平沢慎也(ひらさわ しんや)
慶應義塾大学法学部准教授。博士(文学、東京大学)。著書に『前置詞byの意味を知っているとは何を知っていることなのか:多義論から多使用論へ』(くろしお出版)、『実例が語る前置詞』(くろしお出版)。主要な論文には「「自分で」を表す for oneself:「自分のためになる」の意味を含むというのは本当か」(東京大学言語学論集 44)、“Native speakers are creative and conservative: What Explain Me This reveals about the nature of linguistic knowledge”(English Linguistics 38(1), 共著)など。翻訳には、MK・サーウィックほか『グラフィック・メディスン・マニフェスト:マンガで医療が変わる』(北大路書房、共訳)、ジョン・R・テイラー『メンタル・コーパス:母語話者の頭の中には何があるのか』(くろしお出版、共訳)がある。
目次
まえがき
本書の使い方
 
1 Erez Aiden and Jean-Baptiste Michel, “Burnt, Baby, Burnt” (2013)
エレツ・エイデン & ジャン=バティースト・ミシェル「Burnt だろ、Burnt と言ってくれ」
 
2 June Casagrande, “5 Grammar Mistakes Even the Best Writers Make” (2018)
ジューン・カーザグランデ「名文家でも犯す5つの文法間違い」
 
3 Jay Rubin, “The Myth of the Subjectless Sentence” (2012)
ジェイ・ルービン「主語がないという神話」
 
4 Ted Goossen, “Haruki Murakami and the Culture of Translation” (2013)
テッド・グーセン「村上春樹と翻訳文化」
 
5 Ilan Stavans & Lalo Alcaraz, A Most Imperfect Union (2014)
イラン・スタバンス & ラロ・アルカラス「超不完全連合」
 
6 Janika Oza, “Fish Stories” (2021)
ジャニカ・オザ「ほら話」
 
7 Jonathan Lethem, “Grief” (2019)
ジョナサン・リーセム「悲嘆」
 
あとがき
 
参考文献リスト

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