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英語教育のエビデンス
――これからの英語教育研究のために
エビデンスに基づく英語教育の可能性と課題
著者
亘理陽一、草薙邦広、寺沢拓敬、浦野 研、工藤洋路、酒井英樹〔著〕
刊行日
2021年9月24日
ISBN
978-4-327-41105-3
Cコード
3082
NDCコード
807
体裁
A5判 並製 220頁
定価
定価2,750円(本体2,500円+税10%)
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内容紹介
1990年初頭に広がった「エビデンスに基づく医療」の議論を受け、英語教育の世界においても、「エビデンス」に基づいた英語教育研究の必要性が盛んに言われるようになった。本書では、英語教育研究におけるエビデンス利用の可能性、意義だけでなく、その問題点についても厳しく問い直し、英語教育研究のパラダイムシフトを提案する。2016年出版『はじめての英語教育研究』の続編。英語教育研究者、とりわけ論文査読者必携。
<著者紹介>
亘理陽一(わたり・よういち)
[中京大学教授]
草薙邦広(くさなぎ・くにひろ)
[県立広島大学准教授]
寺沢拓敬(てらさわ・たくのり)
[関西学院大学准教授]
浦野 研(うらの・けん)
[北海学園大学教授]
工藤洋路(くどう・ようじ)
[玉川大学准教授]
酒井英樹
(さかい・ひでき)
[信州大学教授]
目次
第1章 英語教育研究の新たな原則――エビデンスについて考える前に
第2章 エビデンスで英語教育は変わるのか――EBPP の基本概念の批判的検討
第3章 英語教育におけるメタ分析の重要性
第4章 メタ分析の調整変数とアウトカムを測る従属変数
第5章 よいエビデンスを得るためのリサーチデザイン――外的妥当性・内的妥当性をいかに向上させるか
第6章 リサーチデザインを問う――スタートラインで考えること
第7章 研究課題を問う――どういう問いを立てるのか
第8章 測定モデルと共通変数を問う――PK-Test を事例に
第9章 これからの英語教育研究のあり方を考えて
補 章 英語教育研究について微妙な話もしよう(座談会)
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