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ヨーロッパ言語共通参照枠(CEFR)から学ぶ英語教育
Insights from the Common European Framework
CEFRの理解、導入、実践のための一冊
著者
キース・モロウ〔編〕 / 和田 稔、高田智子、緑川日出子、柳瀬和明、齋藤嘉則〔訳〕
刊行日
2013年4月24日
ISBN
978-4-327-41083-4
Cコード
3082
NDCコード
375
体裁
A5判 並製 220頁
定価
定価3,520円(本体3,200円+税10%)
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内容紹介
近年、日本国内でも注目を集めている「ヨーロッパ言語共通参照枠」(CEFR)の全体像を理解し、授業で生かすためのヒントが学べる。CEFRが教育現場でどのように取り入れられてきたかについて、ヨーロッパでの先進的な事例を挙げながら説明し、CEFR導入の意義のほか、実践上の問題点や課題を客観的に述べる。「Can-doリスト」やELP(ヨーロッパ言語ポートフォリオ)の活用、自己評価、学習者の自律、シラバス・教材・試験との関連づけ、教員教育への導入といった幅広いテーマを扱った。
<著者紹介>
キース・モロウ (Keith Morrow) ELT Journal 編集長
和田 稔 (わだ みのる) 明海大学名誉教授
高田智子 (たかだ ともこ) 明海大学准教授
緑川日出子 (みどりかわ ひでこ) 昭和女子大学非常勤講師
柳瀬和明 (やなせ かずあき) 日本英語検定協会制作部アドバイザー
齋藤嘉則 (さいとう よしのり) 文部科学省初等中等教育局教科書調査官
目次
第1章 背景
1. CEFRの背景
2. なぜCEFRは重要なのか
第2章 学習者の学びを支える : ポートフォリオ、自己評価、方略の指導
1. ヨーロッパ言語ポートフォリオ
2. CEFRを用いて学び方を学ぶ
第3章 コース設計と教員教育におけるCEFR
1. CEFRと中等学校用シラバス
2. 教員養成と現職教員研修におけるCEFR
第4章 学習者ができることを明らかにすること
1. 診断型テストを通じて言語学習を促進するためのCEFRの利用
2. 評価、試験、講座をCEFRに関連づけること
第5章 シラバスと教材の設計
1. アイルランド初等学校における事例研究 : 転入生徒に対するESLカリキュラム開発のためのCEFRの活用
2. ブリティッシュ・カウンシル・ミラノにおける事例研究 :10代の生徒を対象とした英語コース開発のためのCEFRの活用
3. グロスターシャー大学における事例研究 : 成人対象の英語コース開発のためのCEFRの活用
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