英語教師のNGワード
授業で普段何気なく発している言葉や指示が、生徒のやる気を損なっていないだろうか? 本当に生徒の英語力を高めるのに効果的なのだろうか?
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著者 |
阿部 一〔著〕 |
刊行日 |
2011年8月22日
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ISBN |
978-4-327-41078-0 |
Cコード |
3082 |
NDCコード |
807 |
体裁 |
四六判 並製 172頁
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定価 |
定価1,760円(本体1,600円+税10%)
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- 内容紹介
- 教師の不用意な発言が生徒の学習意欲を削いでしまったり、あるいは、あいまいな指示で効果の上がらない練習になってしまったりしていないかなど、「NGワード(授業で言ってはいけないことば)」という観点から、授業のやり方を見直すことを提言する。また、NGワードに関連した具体的な指導上のアドバイスも、後半で紹介する。
<著者紹介>
阿部 一(あべ・はじめ)
応用言語学者。アイオワ州立大学大学院修了。専攻は応用言語学(特に、語彙意味論や文法論)。元獨協大学外国語学部、及び同大学院教授。現在、阿部一英語総合研究所所長。94〜96年、NHKラジオ『基礎英語3』講師。著書に、『ダイナミック英文法』、『「なぜ」から始める実践英文法』(以上、研究社)、『この1000単語で身につくビジネス英語』(祥伝社)、『アドバンストフェイバリット英和辞典』(共編、東京書籍)などがある。
- 目次
- Part 1 英語教師のNGワード集
・「もっと大きい声を出して!」
・「これは大事だからちゃんと聞いていなさい」
・「こんなのは簡単なはずだ」
・「丸暗記はダメだ」
・「ちょっと時間をあげるから練習してみなさい」
・“Very good!”を乱発するなかれ
・「ことばは必ず場面や状況(文脈)で覚えること」
・「板書するからノートに写すように」
・「何か質問はないか?」
・「ベルが鳴ったけど、もう少しだけ」
ほか
Part 2 トレーニング法&資料
・英語の発声・発音トレーニング
・発音指導のポイント
・教師の立ち方と発声トレーニング法
・ワンショット練習
・生徒を積極的に活動に参加させるには?
・授業で役に立つ日常生活語とはどんなもの?
・コミュニケーション・ストラテジーの活用
・英語で授業をやるための英語表現集
ほか