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書籍紹介

ヒューマンな英語授業がしたい! ――かかわる、つながるコミュニケーション活動をデザインする

人と接する喜びを育てあうのが、コミュニケーション活動だ!
著者 三浦 孝、中嶋洋一、池岡 慎〔著〕
刊行日 2006年3月20日
ISBN 978-4-327-41066-7
Cコード 3082
NDCコード 807
体裁 A5判 並製 314頁
定価 定価3,080円(本体2,800円+税10%)

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内容紹介
 「英語でコミュニケーションをするのは、こんなに楽しいんだ!」「こんなに力がつくんだ!」と実感する授業を作るには、どうしたらいいでしょうか。実は、それには秘訣があるのです。その秘訣とは、英語で人と人との出会いをフルに楽しめるようにすることです。ただしそうするためにはアート(技法)がいります。この本は、英語授業で生徒同士が、「人と接するっていいなあ!」いう喜びを育てあえる、そんなヒューマンな授業のアートを解説しています。人と接すること、それだけは機械が取って代わることのできない、これからますます必要とされてゆく能力です。そして人と人とをつなぐのがことばなのです。
  
<著者紹介>
三浦 孝(みうら たかし)
静岡大学教育学部教授。千葉県・愛知県にて23年間県立高校英語教師を経て現職。著書:『だから英語は教育なんだ』
 
中嶋洋一(なかしま よういち) 
富山県砺波市立出町中学校教頭。平成17年7月、NHK教育テレビ『わくわく授業』に出演。著書:『英語のディベート授業30の技』(明治図書)、DVD『中嶋洋一の子どもが輝く英語の授業(全6巻)』(学研)
 
池岡 慎(いけおか しん)
広島大学附属福山中・高等学校教諭。DVD『その気にさせる四領域を有機的に関連づける指導法』(ジャパンライム)
目次
第I章 コミュニケーション活動はなぜ英語授業の核となるのか
 A. コミュニケーション活動がなぜコミュニケーション能力を伸ばすと言えるか
 B. 英語コミュニケーション活動はなぜ楽しいか
 C. 英語コミュニケーション活動はなぜSELFを形成するのか
 D. 英語コミュニケーション活動はなぜ社会性を育てるのか
 E. 生徒は英語コミュニケーション活動にどのようなニーズを持っているか
 F. 英語コミュニケーション活動にはなぜ幹が必要か
 G. 日本語コミュニケーションと英語コミュニケーション活動の関係
 
第II章 英語コミュニケーション活動の基本形
 A. コミュニカティブな集団育成の原理
 B. 話す気にさせる力学の原理
 C. 活動タイプによる分類
  1. 描写と言い換え
  2. 会話リレー
  3. 言い換え作文
  4. 言い換え会話
  5. インタビュー
  6. 名刺交換会
  7. 絵や図を使ったインフォメーション・ギャップ活動
  8. 表を使ったインフォメーション・ギャップ活動
  9. Show and Tell
  10. ポスター・セッション
  11. Talk and ListenとActive Listening
  12. スキット作りとジョーク作り
  13. チェーン・レター
  14. リレー・ノート
  15. トライアングル・ディスカッション
  16. “I Know You.”
  17. マイクロ・ディベート
  18. ジグソー学習
  19. インタラクティブ・ライティング
  20. Strategic Interaction
 D. ペア・グループ編成と座席配置の原理
 
第III章 コミュニケーション能力育成の中・長期的デザイン
 
第IV章 英語コミュニケーション活動のQ&Aクリニック
 A. シラけてどうにもならないクラス、どんなに荒れてシラけた授業でもプラスに転化できる。
 B. 達人の真似をしてやってみたけれど、うまく行かない

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