日本語の正体
時代の先端を走る 刺激的な日本語論
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著者 |
町田健〔著〕 |
刊行日 |
2008年9月26日
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ISBN |
978-4-327-38451-7 |
Cコード |
0081 |
NDCコード |
815 |
体裁 |
四六判 上製 216頁
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定価 |
定価2,200円(本体2,000円+税10%)
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- 内容紹介
- つねに時代の先端を走る町田言語学。そのエッセンスを盛り込んだ刺激的な日本語論が展開される。「言語の本質とは何か」という考察を出発点に、欧米における言語研究の枠組みに引っ張られがちであった従来の日本語理論のあり方を根本的に問い直し、日本語の本質を著者独自の視点から再構築する。これまでの言語学にない手法を用いて、伝統的な文法の枠組みを脱却、日本語研究における新たな地平を目指す著者最大の野心作。
<著者紹介>
町田 健(まちだ けん)
1957年福岡県生まれ。東京大学大学院人文科学研究科博士課程単位取得。東京大学助手、愛知教育大学助教授、成城大学助教授、北海道大学助教授を経て、現在、名古屋大学教授。専門は言語学。文の意味と構造の関係、ソシュール学説、フランス語などを研究。おもな著書に『ソシュールのすべて』『英語のしくみがわかる言語学講義』『言語学が好きになる本』『生成文法がわかる本』『日本語のしくみがわかる本』『言語学のしくみ』(いずれも研究社)、『言語世界地図』(新潮社新書)、『チョムスキー入門』『ソシュール入門』(光文社新書)、『ソシュールと言語学』『まちがいだらけの日本語文法』(講談社現代新書)ほか多数。
- 目次
- 第一章 言語の本質
第二章 日本語の特徴――音と文字
第三章 日本語の単語
第四章 日本語の文
第五章 日本語の正体