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音声言語処理入門
――図解・音声・動画でわかる
音声はどうして言語としてとらえられるのか
著者
高良富夫〔著〕
刊行日
2024年4月23日
ISBN
978-4-327-38201-8
Cコード
0004
NDCコード
007
体裁
A5判 並製 音声DL・動画YouTube 282頁
定価
定価3,080円(本体2,800円+税10%)
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内容紹介
図や音声データ・動画を多用し、音声言語処理の仕組みをわかりやすく解説。4部構成。まず物理学・生理学・心理物理学の切り口から音声言語の仕組みについて説明する。次に「人間はどのようにして音声を聞き分けるのか」という問いに音声の科学的研究を通して答える。さらに応用として、音声合成と音声認識の仕組みを解説する。最後に今後の展望として、言語を獲得する人工知能の可能性について考察する。掲載図版約160点、音声データ約160個、動画19本収録。コラムとして、「ハートのこもった音を創る」「音が無いのに聞こえる」など、音声言語にまつわる興味深い話題を25編収録。言語聴覚士のための教科書または副読本としても使用できる。
[音声ダウンロード・動画YouTube]
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<著者紹介>
高良富夫(たから・とみお)
琉球大学名誉教授。東京工業大学大学院修了(工学博士)。琉球大学工学部長、沖縄職能大学校長、日本音響学会九州支部長を歴任。音声の分析・合成・認識・獲得および琉球語を研究。著書に『音とことばの実験室』(琉球新報社、2014)、『琉球ことばの科学―情報時代の琉球語探検―』(琉球新報社、2016)、『なぜ時間は存在しないのか』(共訳、青土社、2020)などがある。
目次
I 音の物理学
1章 静けさの音と音の大きさ 〜音が無いとシーンと聞こえるのか〜
2章 音を構成する部品 〜「音色」は物理的には何なのか〜
3章 スペクトル、そして美しい音とは
II 音声科学
4章 音声生成の仕組み 〜気管と食道がつながっている!?おかげで〜
5章 脳が音色を感じる仕組み
6章 音の心理物理学
7章 音声の合成による分析 〜なぜハートは愛/ai/なのか〜
III 音声工学
8章 AIがしゃべる人工音声 〜琉球語もしゃべる〜
9章 音声自動認識 〜自分で進化していく機械〜
IV 言語の獲得・学習
10章 言語の獲得 〜ヒトとサルの違い〜
11章 言語獲得のモデル 〜赤ん坊のように聞き話すコンピュータ〜
《詳しい目次はこちらから》
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