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書籍紹介

シリーズ 英文法を解き明かす4〈全10巻〉
談話のことば2 規範からの解放

フレイジオロジー的アプローチによる語法研究
著者 内田聖二、八木克正、安井 泉〔編〕 / 住吉 誠〔著〕
刊行日 2016年4月20日
ISBN 978-4-327-23804-9
Cコード 3382
NDCコード 835
体裁 A5判 並製 260頁
定価 定価2,530円(本体2,300円+税10%)

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内容紹介
 英語の文法・語法に関する「規範」がどのように形作られてきたかを振り返る第1部に続いて、第2部では「規範」的な語法から一見逸脱しているように見える現象を1つ1つ検証する。実際の英語の持つ驚くべき柔軟さと豊穣さを実証的に解き明かすと同時に、「逸脱」のパタンを長い英語史のなかに位置付ける。「こう言ってはならない」から「こうも言える」への転換をも意図するスリリングな実証的語法研究の成果!
 
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<著者紹介>
住吉 誠 (すみよし まこと *吉は土に口)
1975年福岡県生まれ。神戸市外国語大学大学院外国語学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在、摂南大学外国語学部准教授。論文:"Non-compositionality, syntactic irregularity and phraseology: An analysis of "have until X to V" (Research of Phraseology in Europe and Asia: Focal Issues on Phraseological Studies, University of Bialystok Publishing House, 2011)" , Phraseology in dictionaries: From identification to description" (『21世紀英語研究の諸相 言語と文化からの視点』、開拓社、2012) など。『ユースプログレッシブ英和辞典』(小学館、2004)、『小学館 オックスフォード 英語コロケーション辞典』(小学館、2015)の執筆など。
目次
第1部 本書の基本的な立場と考え方
 第1章 はじめに
 第2章 伝統的規範
 第3章 新しい規範
 第4章 日本における規範の継承
 第5章 本書の立場
 
第2部 個別事例研究
 第6章 have until X to V へのフレイジオロジー的アプローチ
 第7章 on account of へのフレイジオロジー的アプローチ
 第8章 接続副詞としてのnot only that but
 第9章 フレーズエコー文としての〈 Don't+X+me! 〉
 第10章 〈 V+X+to please V 〉 へのフレイジオロジー的アプローチ
 第11章 that 節を取る動詞――規範と実際
 第12章 notice 補文パタンの実態――「定説」からの解放
 第13章 cannot bear の補文パタンの実態――典型性と変則性

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