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書籍紹介

英語のアポリア ――ネイティブが直面した言葉の難問

ネイティブにも不可解な英語の世界
著者 トム・ガリー〔著〕
刊行日 2022年9月21日
ISBN 978-4-327-49026-3
Cコード 0082
NDCコード 830
体裁 四六判 並製 144頁
定価 定価1,320円(本体1,200円+税10%)

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内容紹介
辞典編纂者・語学教師としての長年の言語体験をもとに、教育の対象となってしまった言葉が孕む問題の数々をユーモラスに綴ったエッセイ。
 
*アポリア:一般的には、解決できない難問をさす。一つの問いに二つの相反した合理的解答のあること。
 
<著者紹介>
トム・ガリー(Tom Gally)
1957年米国カリフォルニア州生まれ。東京大学大学院総合文化研究科・教養学部グローバルコミュニケーション研究センター(言語情報科学専攻兼務)教授。
シカゴ大学で言語学修士課程と数学修士課程を終了してから来日。日英翻訳、辞書編集に携わった後、東京大学教養学部のクリティカル・ライティング・プログラム特任講師となる。2013年より現職。著書に『英語のあや』(研究社)、『Handy Japanese』(講談社)、編著書に『英語の数量表現辞典』(研究社)、翻訳書に『名随筆で学ぶ英語表現 寺田寅彦 in English』(岩波科学ライブラリー)など。『新和英大辞典 第5版』(研究社)の編集委員も務めた。
目次
目次より
●英語の不通(インド英語の体験)
●英語の問題(英語と非英語の境界の英語)
●束縛される英語(英語の「正しさ」とは?)
●ネイティブの問題(インド人の問題ある英語翻訳の実例)
●教育の問題(『オネーギン』を英語「で」読む)
●英語の喧嘩(帆足理一郎の「立派な英語」はどのように立派か)
●子供の英語
●試験の英語(第二言語テスティング論、センター試験の問題、TOEIC(R)等検定試験の問題の問題)
●機械の英語(AI 翻訳の驚異的向上は何を意味するのか)

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