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書籍紹介

英語的思考を読む――英語文章読本II

ちょっと斜めから見る 英語の仕掛け
著者 阿部公彦〔著〕
刊行日 2014年5月22日
ISBN 978-4-327-48162-9
Cコード 3098
NDCコード 934
体裁 四六判 並製 216頁
定価 定価2,310円(本体2,100円+税10%)

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内容紹介
 サントリー学芸賞受賞の少壮気鋭が、ちょっと外した独自の視点から小説・批評・英訳聖書などのさまざまな素材を使って、英語の文章の技について解き明かす名エッセイ集。さらに、英語の名言をユニークな切り口で解説したコラムも併録。
 
<著者紹介>
阿部 公彦 (あべ まさひこ)
1966年生まれ。東京大学文学卒。ケンブリッジ大学PhD. 現在、東京大学文学部准教授。専門は英詩。『文学を〈凝視する〉』(岩波書店)でサントリー学芸賞受賞。著書に『英詩のわかり方』(研究社)、『英語文章読本』(研究社)、『モダンの近似値』(松柏社)、『即興文学のつくり方』(松柏社)、『スローモーション考』(南雲堂)、『小説的思考のススメ――「気になる部分」だらけの日本文学』(東京大学出版会)、訳書にマラマッド『魔法の樽 他十二篇』、『フランク・オコナー短編集』(いずれも岩波文庫)など。『文學界』で新人小説月評を担当。
目次
○心は言葉のどこにある?――オスカー・ワイルド「幸福な王子」
○読んだふりの構造――ジョージ・オーウェル『一九八四年』
○形容詞で書く――ジョン・アップダイク「殺す」
○主人公の資格――F・S・フィッツジェラルド『グレート・ギャツビー』
○白か黒かで語る――レイモンド・ウィリアムズ『田舎と都会』
○難解さへの処方箋――T・S・エリオット「形而上派詩人」
○疑問文の神学――『ヨブ記』
 
《エッセイ 英語名言読本》
(1) 名言の名手――オスカー・ワイルド
(2) “絶望”と仲よしになるために――フィリップ・ラーキン
(3) 恋愛について考えてみませんか?――ジェイン・オースティン『高慢と偏見』
(4) 格好よすぎるせりふ――ヘミングウェイ『老人と海』
(5) 華麗に恋愛を語る――ウィリアム・シェイクスピア『ソネット集』
(6) 大人の味わい――ジョージ・エリオット『サイラス・マーナー』
(7) 超一級変人の美しい奇書――ヘンリー・デイヴィッド・ソロー『ウォールデン』
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