論理思考を鍛える英文ライティング
論理的な日本語を書くことが、ネイティブに通じる英語を書く第一歩だ。
|
著者 |
富岡龍明〔著〕 |
刊行日 |
2003年10月23日
|
ISBN |
978-4-327-45169-1 |
Cコード |
1082 |
NDCコード |
836 |
体裁 |
A5判 並製 232頁
|
定価 |
定価1,980円(本体1,800円+税10%)
|
ネット書店からのご購入(近刊予約ページにつきましては発売月初旬頃までに表示されます)
*お取り扱いのないネット書店もございます
リアル書店在庫確認
- 内容紹介
- 論旨があいまいな日本的な文章をどう論理的な文章に書き直すか。本書はそこからスタートする。また、演習問題を通して、英文を書く際の文法・語法、文体上の問題点も徹底的に取り上げた。
日本人のウィークポイントである論理的な文章を書く力と、英作文の力が合わせて身につく。従来の和文英訳的方法を越えた、ネイティブに通じる英語を書くための必読の書。
<著者紹介>
富岡龍明(とみおか たつあき)
福岡国際大学助教授。著書に『英作文実践講義』(研究社)、『英誤を診る』(共著、河合出版)などがある。
- 目次
- Chapter 1 論理の飛躍
Chapter 2 類似表現のくり返し
Chapter 3 賛成、反対を明確に
Chapter 4 脈絡のない話題の転換
Chapter 5 非論理的な二者択一
Chapter 6 かみ合わない議論
Chapter 7 説明不足による説得力の弱さ
Chapter 8 言葉の意味のあいまいさ
Chapter 9 結論は先に書く
Chapter 10 主張は主張しぬく
Chapter 11 現実を指すのか、指さないのか
Chapter 12 評価は具体的・分析的に
Chapter 13 まわりくどい表現
Chapter 14 英語になじまない謙遜表現
Chapter 15 紋切り型のスピーチ
Chapter 16 前置きとしての挨拶言葉
Chapter 17 語尾をぼかす日本語
Chapter 18 日本語は状況に依存する--語彙について
Chapter 19 日本語は状況に依存する--文構造について
Chapter 20 擬声語・擬音語をどうするか
Chapter 21 間接指示を好む日本語
Chapter 22 同じ名詞や動詞のくり返し
Chapter 23 「なる」の多用