インタラクティブな英語リーディングの指導
アクティブ・リーディングのすすめ
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著者 |
伊東治己〔著〕 |
刊行日 |
2016年7月21日
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ISBN |
978-4-327-41095-7 |
Cコード |
3082 |
NDCコード |
375 |
体裁 |
A5判 並製 208頁
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定価 |
定価2,200円(本体2,000円+税10%)
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- 内容紹介
- 「英語の授業は英語で」が叫ばれ、トップダウン型のリーディングや和訳先渡し授業がもてはやされる一方で、「英語が正確に読めない」生徒はいっこうに減っていない。現在の指導の問題点を「インタラクション」という言葉をキーワードにして見つめ直し、英語リーディング指導を改善していく方向性を探る。なりきり音読、発問の工夫、和訳の効果的な使い方、世界とのインタラクションの第一歩としての英字新聞の利用など、身近なところから実践できる指導を提案する。
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<著者紹介>
伊東治己 (いとう はるみ)
現在、関西外国語大学教授。全国英語教育学会副会長。著書に、『アウトプット重視の英語授業』(2008)、『コミュニケーションのための4技能の指導』(1999)、『カナダのバイリンガル教育』(1997)、『フィンランドの小学校英語教育』(2014)など。
- 目次
- 序章
1.正確な英語リーディングを阻害している要因
2.効果的な英語リーディング指導にむけて
第1章 学習者内でのインタラクション
1.L2リーディング観の変遷
2.L2リーディングとはどんな技能か
3.L2リーディング指導の方向性
4.まとめ
第2章 テキスト内でのインタラクション
1.文構造と談話構造
2.文レベルでのインタラクション
3.談話レベルでのインタラクション
4.まとめ
第3章 教室内でのインタラクション
1.音読を媒介とした他技能とのインタラクション
2.発問を媒介とした教材・学習者・教師間のインタラクション
3.和訳を媒介とした英語と日本語のインタラクション
4.英字新聞記事を媒介とした世界とのインタラクション
5.まとめ
終章
1.リーディングの再評価
2.リーディング能力改善の必要性
3.リーディング能力改善の方向性