書籍検索

書籍紹介

英語定型表現研究の体系化を目指して ――形態論・意味論・音響音声学の視点から

英語のフレーズが生まれ、定着する過程を徹底究明!
著者 井上亜依〔著〕
刊行日 2018年12月17日
ISBN 978-4-327-40170-2
Cコード 3082
NDCコード 836
体裁 A5判 上製 292頁
定価 定価4,400円(本体4,000円+税10%)

ネット書店からのご購入(近刊予約ページにつきましては発売月初旬頃までに表示されます)

*お取り扱いのないネット書店もございます

リアル書店在庫確認

内容紹介
 現代英語に観察される定型表現に焦点を当て、コーパスのデータをもとに、意味論、形態論、音響音声学の3つの側面からアプローチを行なう。ある語と語の組み合わせが定型表現になるための形成方法、形成タイプ、過程、条件、ストレスパタンルールを提示し、定型表現研究に体系的枠組みを与えることを目指す。
目次
第1章 本書で扱う英語定型表現研究――目的・問題・研究手法・データ・概念
第2章 「-ed形」から「Φ形」への移行による複合語化――a pirate versionを中心に
第3章 複合前置詞として機能する新しい定型表現
     ――until to, up until to, on against, in and out, in toを対象として
第4章 補文構造の画一化――it looks that節を例として
第5章 新しい相関接続詞――though A but Bと類似の表現
第6章 新しい定型表現――in and of itselfとin and of
第7章 法助動詞から名詞への転換――a should, a ought, shoulds and oughtsなど
第8章 画一化された定型表現――人・物を表すthose that
第9章 仮定法wereの変化――定型表現as it wereからas it wasへ
第10章 既存の枠組みの説明を超えた定型表現――the way howを例として
第11章 英語定型表現への道――形成方法、形成タイプ、形成過程、形成条件、ストレスパタンルール

▲ページトップに戻る