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書籍紹介

英語の主要構文

構文から見た英文法
著者 中村 捷、金子義明〔編〕
刊行日 2002年4月25日
ISBN 978-4-327-40129-0
Cコード 3082
NDCコード 801
体裁 A5判 並製 272頁
定価 定価3,080円(本体2,800円+税)

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内容紹介
 英語の受動文では目的語が主語の位置にくるが、それはなぜかという理由を探すことが、言語の構造を解明する一歩となる。本書は、英語の主な構文に即してその基本的な特徴を整理し、分析の方法を示して、学習者がそれまでに培った伝統文法の知識の上に、英語の構造の全体像についての見通しを得ることを目的としたもので、生成文法の枠組みによる英語構文の実践的概論書である。
目次
まえがき
 
第1章 文法の枠組み
 1.1 文法とは
 1.2 句の構造
 1.3 句の構造を支持する証拠
 1.4 文の基本構造
 1.5 CP, IP, DPの構造
 1.6 移動規則
 
第2章 時と時制
 2.1 英語の時制と時制解釈
  2.1.1 時制と文構造
  2.1.2 時の意味解釈
  2.1.3 時の意味解釈の表示
  2.1.4 時の副詞表現の解釈
 2.2 時制解釈の特殊用法
  2.2.1 現在形による未来表現
  2.2.2 完了のHaveの用法
 2.3 時の副詞節と時制の制約
 
第3章 ムードとモダリティー
 3.1 ムードとモダリティー
 3.2 法助動詞
  3.2.1 法助動詞のモダリティー:認識様態用法と根源用法
  3.2.2 法助動詞を含む文の構造
 3.3 ムード
  3.3.1 命令法
  3.3.2 仮定法現在
 
第4章 アスペクト
 4.1 アスペクト
  4.1.1 境界性
  4.1.2 継続性
  4.1.3 現在形と進行形
  4.1.4 意図性と均一性
  4.1.5 動作と完成の間の変換)
 4.2 全体的読みと部分的読み
  4.2.1 位置交替)
  4.3 ステージレベルと個体レベル
 
第5章 動詞のクラスと交替現象
 5.1 はじめに
 5.2 語彙意味論
  5.2.1 自動詞の分類:非対格動詞と非能格動詞
  5.2.2 不完全自動詞と項構造
  5.2.3 心理動詞
5.3 構文交替現象
  5.3.1 能格動詞と使役起動交替
  5.3.2 Give動詞と与格交替
  5.3.3 中間交替
 
第6章 名詞句移動
 6.1 受動文
  6.1.1 受動文の統語特性
  6.1.2 受動文と前置詞
  6.1.3 受動文の機能上の特徴)
 6.2 繰り上げ構文
  6.2.1 繰り上げ構文の構造
 6.3 NP移動の一般的特性
第7章 疑問詞移動
 7.1 疑問文
 7.2 Wh移動
 7.3 Wh移動仮説の妥当性
 7.4 Wh移動のメカニズム
 7.5 Wh移動に課される制約
 7.6 元位置のWh
 
第8章 関係節
 8.1 制限的関係節
  8.1.1 制限的関係節の派生方法
  8.1.2 演算子移動と島の制約
  8.1.3 関係節における随伴の現象
  8.1.4 不定詞関係節
  8.1.5 関係副詞)
 8.2 自由関係節
 8.3 非制限的関係節
 
第9章 There構文
 9.1 There構文の分類と特徴
 9.2 存在のThere構文
  9.2.1 存在のThere構文の内部構造
  9.2.2 一致と格:LF移動分析
  9.2.3 述部の意味的制限
  9.2.4 意味上の主語の制限)
 9.3 動詞句内There構文の特徴
 9.4 動詞句外There構文の特徴
 
第10章 分裂文とBe動詞構文
 10.1 分裂文と擬似分裂文
 10.2 分裂文
  10.2.1 分裂文の機能
  10.2.2 焦点要素の統語上の特徴
  10.2.3 分裂文の派生方法
 10.3 擬似分裂文
  10.3.1 擬似分裂文の機能
  10.3.2 擬似分裂文の焦点要素の特徴
  10.3.3 擬似分裂文の派生方法
  10.3.4 擬似分裂文の解釈
 
第11章 話題化構文と右方移動構文
 11.1 話題化構文
 11.2 転位構文
  11.2.1 左方転位構文
  11.2.2 右方転位構文
 11.3 重名詞句移動
 11.4 外置
  11.4.1 名詞句からの外置
  11.4.2 it外置
 
第12章 省略現象
 12.1 削除とイントネーション
 12.2 動詞句省略
 12.3 同一性の問題
 12.4 名詞句内省略
 12.5 間接疑問縮約
 12.6 空所化
 
第13章 That補文と不定詞補文
 13.1 That補文の分類
  13.1.1 叙実性
  13.1.2 半叙実性
  13.1.3 断定性
 13.2 ECM構文とThat構文
 13.3 使役構文
  13.3.1 Make構文とHave構文の意味
  13.3.2 Have構文とMake構文の統語構造
 13.4 知覚動詞
 
第14章 コントロール現象
 14.1 不定詞節の意味上の主語とコントロール
 14.2 コントロール動詞
  14.2.1 主語コントロールと目的語コントロール
  14.2.2 Promiseの特殊性
 14.3 義務的コントロールと随意的コントロール
  14.3.1 義務的コントロール
  14.3.2 随意的コントロールとPROの恣意的解釈
 14.4 その他のコントロール現象
  14.4.1 付加詞としての不定詞節
  14.4.2 潜在項のコントローラー
  14.4.3 語用論的コントローラーの決定
 
第15章 動名詞と派生名詞
 15.1 動名詞
  15.1.1 動名詞の分布
  15.1.2 名詞的動名詞と動詞的動名詞
  15.1.3 動名詞節の内部構造
  15.1.4 動名詞節の主語について
  15.1.5 動名詞の叙実性
 15.2 派生名詞化形
  15.2.1 名詞化と派生名詞化形
  15.2.2 出来事名詞と結果名詞)
 
第16章 叙述関係
 16.1 叙述、小節、二次述語
 16.2 小節の構造
 16.3 二次述語
 16.4 結果構文
 
第17章 Tough構文と目的節
 17.1 Tough構文
 17.2 関連構文
  17.2.1 Too/Enough構文
  17.2.2 Pretty構文
  17.2.3 Clever構文とEager構文
 17.3 目的節と理由節
 
第18章 程度表現と比較構文
 18.1 比較構文
  18.1.1 比較削除
  18.1.2 比較小削除
  18.1.3 比較省略
 18.2 程度表現の構造
 18.3 段階制と中立化
 18.4 否定極性現象と比較節
 18.5 Too-to/Enough-to構文
 18.6 感嘆文
 
第19章 名詞句の解釈
 19.1 定名詞句と不定名詞句
 19.2 不定名詞句と特定性
 19.3 名詞句の定性と制限用法・非制限用法
 19.4 名詞句からの取り出しと定性・特定性
 19.5 取り出しに対する意味的説明
 19.6 無冠詞複数形
 
第20章 代用表現
 20.1 代名詞、再帰形、相互表現
  20.1.1 代名詞
  20.1.2 再帰形
  20.1.3 構成素統御
  20.1.4 相互指示表現
  20.1.5 指示表現
  20.1.6 名詞句内の束縛
 20.2 Do so, Do it, One 代用
 
第21章 極性現象
 21.1 文否定と構成素否定
 21.2 否定極性現象
  21.2.1 統語的説明
  21.2.2 意味的説明
 21.3 論理形式による説明
 21.4 否定倒置構文
  21.4.1 否定倒置構文の意味論
  21.4.2 否定倒置構文の統語論
 
第22章 文副詞とVP副詞
 22.1 文副詞とVP副詞
  22.1.1 副詞の生じる位置に基づく統語的下位分類
  22.1.2 文副詞の意味的下位分類と作用域関係
  22.1.3 VP副詞の位置と作用域関係
 22.2 否定要素と文副詞の作用域関係
 22.3 量化の副詞
 
第23章 理由節・条件節・譲歩節
 23.1 Because節の統語と意味
 23.2 If節の意味解釈
 23.3 Because節とSince節
 23.4 譲歩のThough節とAs節
 23.5 Wh-ever, No matter wh-などの譲歩構文
 
第24章 数量詞と作用域
 24.1 数量詞
 24.2 数量詞の作用域と数量詞繰り上げ
 24.3 QRの適用に課される制限
  24.3.1 QRの節境界性
  24.3.2 否定の島制約
 24.4 逆行連結
 24.5 遊離数量詞
 24.6 数量詞と束縛代名詞
 
第25章 遂行動詞と発話行為
 25.1 発話と発話行為
 25.2 遂行動詞と遂行分析
 25.3 発話行為の下位分類
 25.4 協調の原則
 25.5 間接発話行為
 
参考文献/索引

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