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書籍紹介

新版
日米文化の特質 ――価値観の変容をめぐって

日米比較で浮かび上がる21世紀の価値観のゆくえ
著者 松本青也〔著〕
刊行日 2014年3月24日
ISBN 978-4-327-37735-9
Cコード 3036
NDCコード 361
体裁 A5判 並製 210頁
定価 定価2,420円(本体2,200円+税10%)

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内容紹介
 日本人とアメリカ人のなにげない日常の振る舞いや習慣、身近なニュースなどを比較検討することで、わかりやすく、2つの文化の特質を探ります。そして私たちの多くがふだん特別意識することなく行う習慣やしきたり、無意識に持っている考え方、また深い意味もなく発する決まり文句は、実は自国の文化に大きく影響されている――目には見えないこの事実を、豊富な事例をもとに鮮やかに描きだします。さらに最新の事例や調査結果も参照しながら、私たちの価値観が、日本の文化を形作っているという相互作用を明らかにし、よりよい文化のありかたを探ることを目指しました。
 
<著者紹介>
松本青也 (まつもと せいや) 
文学博士。愛知淑徳大学名誉教授。米国コロンビア大学大学院修了(応用言語学修士)、米国ハーバード大学客員研究員(1982-83)。外国語教育メディア学会副会長・中部支部長(1999-2004)。愛知淑徳大学大学院グローバルカルチャー・コミュニケーション研究科長、コミュニケーション学部長、交流文化学部長を歴任。著書に、Sunshine English Course(文部科学省検定英語教科書・共著・開隆堂出版)、『ネットで楽しく英語コミュニケーション』(編著・大修館書店)、『英語は楽しく使うもの』(朝日出版社)、『コミュニケーション学入門』(共著・ナカニシヤ出版)など。
目次
序 章 文化変形規則(CTR)とは
 
I 部 日米の文化変形規則(CTR)
第1章 文化変形規則 『謙遜志向』 対 『対等志向』
第2章 文化変形規則 『集団志向』 対 『個人志向』
第3章 文化変形規則 『依存志向』 対 『自立志向』
第4章 文化変形規則 『形式志向』 対 『自由志向』
第5章 文化変形規則 『調和志向』 対 『主張志向』
第6章 文化変形規則 『自然志向』 対 『人為志向』
第7章 文化変形規則 『悲観志向』 対 『楽観志向』
第8章 文化変形規則 『緊張志向』 対 『弛緩志向』
 
II 部 文化変形規則(CTR)をめぐって
第9章 CTRシステム
第10章 宗教
第11章 日英語の衝突とCTR
第12章 CTRと学校英語教育
第13章 研究対象としてのCTR
終 章 日米文化のゆくえ

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