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書籍紹介

英語学モノグラフシリーズ18〈全21巻〉
文法におけるインターフェイス

著者 小野塚裕視、岡崎正男〔著〕
刊行日 2001年5月15日
ISBN 978-4-327-25718-7
Cコード 3380
NDCコード 801
体裁 A5判 並製 220頁
定価 定価2,750円(本体2,500円+税)

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内容紹介
 言語研究において、統語論、意味論、音韻論、形態論などの各部門独自の研究のみでなく、言語現象の解明にはそれぞれの部門相互の接点を調べる必要があるというのがインターフェイスの研究である。
目次
はしがき
 
<第I部 音韻論をめぐるインターフェイス>
 
1 序
 
2 句のリズムをめぐる現象
 2.1 リズム規則 I:弱強反転<
  2.1.1 現象概説
  2.1.2 先行研究
  2.1.3 まとめ:先行研究の問題点と今後の見通し
 2.2 リズム規則II:リズム調整<
  2.2.1 現象概説
  2.2.2 先行研究
  2.2.3 インターフェイス現象としての「リズム調整」:暫定的提案)
 
3 韻律範囲をめぐる問題
 3.1 文レベルでの分節音の過程I:接語群
  3.1.1 現象概説
  3.1.2 先行研究
  3.1.3 韻律範疇との関連
 3.2 文における句形成の問題
  3.2.1 文レベルにおける分節音の過程II:音韻句
  3.2.2 文中の休止:音調句
  3.2.3 音調句についての先行研究とその提案の是非
  3.2.4 今後の展望)
 3.3 近代英語の詩における句形成の問題
 3.4 現代英語の歌の歌詞に関連する問題
 3.5 韻律範疇構築のための理論の二つの大きな流れと今後の課題
 
4 機能語の強勢をめぐる問題
 4.1 機能語の強勢
 4.2 先行研究
 4.3 先行研究の問題点と今後の展望
 
5 縮約をめぐる問題
 5.1 助動詞縮約
  5.1.1 現象詳述
  5.1.2 先行研究
 5.2 To縮約
  5.2.1 現象詳述
  5.2.2 先行研究
  5.2.3 現象の性質と扱う範囲についての問題点の整理
 
6 文アクセントをめぐる問題
 6.1 「興味のアクセント」
  6.1.1 現象詳述
  6.1.2 先行研究
  6.1.3 事実の説明
  6.1.4 今後の展望
 6.2 「力のアクセント」
  6.2.1 現象詳述
  6.2.2 「力のアクセント」をめぐる研究
  6.2.3 今後の展望
 
7 結語
<第II部 形態論をめぐるインターフェイス>
 
8 導入
 
9 形態論と統語論のインターフェイス
 9.1 導入
 9.2 形態論と統語論の関わり合い―事例の観察
  9.2.1 接尾辞 -ableの付加と動詞の項構造の変化
  9.2.2 句に屈折接尾辞がつく場合
  9.2.3 まとめ
 9.3 「形容詞+to+動詞」の形
  9.3.1 語彙単位化
  9.3.2 A-to-Vの形
  9.3.3 A-to-Vに現れる形容詞に関する制限
  9.3.4 A-to-Vの形の排他性
  9.3.5 A-to-Vに対する制限が緩やかな話し手の存在
  9.3.6 A-to-Vと修飾される名詞との関係
  9.3.7 A-to-VにおけるVまたはAと修飾される名詞との意味上の関係
  9.3.8 引用表現としての分析/9.3.9 まとめ)
 9.4 終わりに
 
10 形態論と意味論のインターフェイス
 10.1  導入
 10.2  派生と相特性
  10.2.1 動詞の相特性
  10.2.2 out-接頭辞付加
  10.2.3 out-接頭辞付加と相特性との関連
  10.2.4 Robertsの一般化に合わない例
  10.2.5 まとめ
 10.3 派生と語彙概念構造
  10.3.1 -er名詞形
  10.3.2 -er名詞形ともとの動詞の項構造との関係
  10.3.3 動詞の交替と語彙概念構造―Brousseau and Ritter(1991)の提案
  10.3.4 語彙概念構造と-er名詞形
  10.3.5 外項に基づく一般化の不備
  10.3.6 語彙概念構造に基づく一般化
  10.3.7 -er名詞形を派生する規則
  10.3.8 派生規則と意味変化
  10.3.9 語彙概念構造に対する操作としての-er名詞形の派生規則
  10.3.10 修正されたB&Rの一般化の妥当性
  10.3.11 問題となりそうな事例
  10.3.12 まとめ
 10.4 終わりに
 
11 形態論と音韻論のインターフェイス
 11.1 導入
 11.2 派生ともとの語の強勢の型
 11.3 派生ともとの語の音形
 11.4 屈折・派生と音節数
 11.5 終わりに
 
12 形態論と語用論のインターフェイス
 12.1 導入
 12.2 形態論と語用論の関わり合い―事例の観察
  12.2.1 派生接辞と語用論
  12.2.2 派生接辞と語用論―過去時制と丁寧さ
  12.2.3 複合と語用論
  12.2.4 まとめ
 12.3 阻止と語用論の関わり合い
  12.3.1 阻止
  12.3.2 単純な語と派生語との間、および不規則な屈折形と規則的な屈折形との間にみられる阻止
  12.3.3 語と句との間にみられる阻止
  12.3.4 阻止する語と阻止される語あるいは句
  12.3.5 傾向としての阻止
  12.3.6 阻止の背景にある原理
  12.3.7 経済性の原理
  12.3.8 語用論に基づく説明に対する反論
  12.3.9 必要性の原理
  12.3.10 経済性の原理と必要性の原理の比較
  12.3.11 まとめ
 12.4 存在要件と-er名詞形
  12.4.1 2種類の-er名詞形
  12.4.2 B&Rが扱った不適格な-er名詞形の処理
  12.4.3 まとめ
 12.5 終わりに
 
参考文献
索引

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