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書籍紹介

英語学モノグラフシリーズ4〈全21巻〉
補文構造

著者 桑原和生、松山哲也〔著〕
刊行日 2001年5月15日
ISBN 978-4-327-25704-0
Cコード 3380
NDCコード 801
体裁 A5判 並製 218頁
定価 定価2,750円(本体2,500円+税)

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内容紹介
 文の基本構造のうち、補文、すなわち、that節補文、間接疑問文、間接感嘆文、不定詞補文、小節補文、動名詞補文、分詞補文、仮定法節などの統語的・意味的特徴、および補文と述語の関係を考察する。
 
<著者紹介>
桑原和生(くわばら・かずき [「 くわ」は俗字。上部の「又」三つが「十」三つ] )
1965年岐阜県生まれ。獨協大学大学院外国語学研究科博士課程修了。博士(文学)。現在神田外語大学外国語学部助教授。論文:「文体倒置のシンタクス」(高見健一編『日英語の右方移動構文――その構造と機能――』(ひつじ書房、1995)所収)、“Multiple Wh-Phrases in Elliptical Clauses and Some Aspects of Clefts with Multiple Foci”,(MIT Working Papers in Linguistics 29 : Formal Approaches to Japanese Linguistics 2, 1996)
 
松山哲也(まつやま てつや)
1971年東京生まれ。東京都立大学人文科学研究科修士課程修了。現在東京都立大学人文学部助手。主要論文:“Transparent Infinitival Complements to Certain Control Verbs”, Proceedings of TACL Summer Institute of Linguistics(1996),“Transparency in Bare Infinitival Complements in English and Overt Feature Movement”, English Linguistics 16, No.2,(1999).
目次
1 文の基本構造
  1.1 句構造
  1.2 句構造の一般特性
   1.2.1 X'理論
   1.2.2 文の内部構造
   1.2.3 従属節の構造
  1.3 文構造と語彙特性の投射
   1.3.1 D構造とS構造
   1.3.2 統語構造に反映される語彙特性
 
2 定形補文
  2.1 定形補文の種類とその基本構造
  2.2 That節補文
   2.2.1 動詞、形容詞、名詞に続くthat節
   2.2.2 That節と名詞句の分布制限
   2.2.3 発話様態動詞のthat節)
  2.3 That節補文とゼロthat節補文の構造
   2.3.1 補文標識thatの省略
   2.3.2 Stowell(1981)の分析
   2.3.3 IP補文としてのゼロthat節
   2.3.4 IP補文に課せられる認可条件
  2.4 間接疑問文
   2.4.1 間接疑問文の基本構造
   2.4.2 疑問文の意味的特徴
   2.4.3 潜伏疑問文
   2.4.4 Whether節とIf節の分布制限
   2.4.5 Whether節とIf節の構造
  2.5 間接感嘆文
   2.5.1 感嘆節の諸特徴とその構造
   2.5.2 潜伏感嘆文
 
3 不定詞補文
  3.1 はじめに
   3.1.1 不定詞補文の特性
   3.1.2 不定詞補文の種類とその分布
  3.2 「to VP」型補文
   3.2.1 主語繰上げ動詞 vs. 主語コントロール動詞
   3.2.2 繰上げとコントロールの区別の有効性
   3.2.3 補文の範疇とCSR
   3.2.4 Claim類の「to VP」型補文
   3.2.5 Begin類の「to VP」型補文
   3.2.6 繰上げ動詞と文主語
   3.2.7 まとめ
  3.3 「NP to VP」型補文
   3.3.1 believe類 vs. persuade類
   3.3.2 believe類とpersuade類のさらなる相違
   3.3.3 believe類とpersuade類の補文の範疇
   3.3.4 対格主語の構造的位置
   3.3.5 want類の「NP to VP」型補文
   3.3.6 wager類の不定詞補文
   3.3.7 hope類の不定詞補文とCSR
   3.3.8 まとめ
  3.4 「NP VP」型補文
   3.4.1 直接知覚補文
   3.4.2 知覚裸不定詞補文の内部構造
   3.4.3 makeとhaveの裸不定詞補文
   3.4.4 letの裸不定詞補文
  3.5 形容詞不定詞補文
   3.5.1 eager類 vs. sorry類
   3.5.2 Tough構文
   3.5.3 pretty構文の諸特性
   3.5.4 主語繰上げ形容詞
  3.6 名詞が導く不定詞補文
 
4 小節補文、動名詞補文、分詞補分
  4.1 believe類、want類の小節補文
  4.2 動名詞補文
   4.2.1 動名詞の基本的性質とそのタイプ
   4.2.2 所有格動名詞の内部構造
   4.2.3 対格動名詞の内部構造
   4.2.4 対格動名詞補文の主語と格付与
  4.3 分詞補文
   4.3.1 知覚 -ing 補文の内部構造
   4.3.2 知覚動詞の -ed 分詞構文
 
5 仮定法節
  5.1 仮定法節の基本特徴
  5.2 仮定法節の内部構造
   5.2.1  可能な分析 その1:IPの欠如した構造
   5.2.2 可能な分析その2:IPを内部に持つ構造
  5.3 仮定法節内のnot
   5.3.1 文否定の not
   5.3.2 VP 削除と not
  5.4 Have・Be繰上げの適用可能性
参考文献
索引

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