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書籍紹介

対訳・注解 研究社 シェイクスピア選集7〈全10巻〉
マクベス
Macbeth

「いつまた三人で会うのかのう、/かみなり、稲妻、雨の中かのう」 "When shall we three meet again? / In thunder, lightning, or in rain?"(1幕1場1-2行) ――魔女の二枚舌の予言に操られて王を殺し王冠を手に入れたマクベス夫妻の運命は? 雷鳴がとどろき稲妻が光る急激の展開のうちに人間の情念の地獄が見えてくる。
著者 大場建治〔編注訳〕
刊行日 2004年9月22日
ISBN 978-4-327-18007-2
Cコード 1398
NDCコード 932
体裁 B6判 上製 280頁
定価 定価3,300円(本体3,000円+税10%)

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内容紹介
 初学者から研究者までを対象にし、テキストを原文で楽しみながら日本語訳を参照できる対訳版。図版数点と懇切な注釈・解説を付す。
 1884年、坪内逍遥による最初のシェイクスピア翻訳出版から120年。シェイクスピア研究400年の成果を踏まえ、シェイクスピアのテキスト編纂から詳細な注釈、日本語対訳までを総合的に編集した全10作品のシリーズ。
 左ページにテキストを、右ページに日本語訳を配置した対訳版なので、テキストを原文で楽しみながら、日本語訳を参照できる。
 舞台写真などを含む図版も加え、演劇関係者はもとより、初学者にも原文を楽しむことができるよう工夫されている。また、創作年代・材源に関する解説や、巻末の補注などは研究者・シェイクスピア愛好家にも有益。
 
<編注訳者紹介>
大場建治(おおば けんじ)
 1931年生まれ。明治学院大学名誉教授。シェイクスピア学者・劇評家。著書に、『シェイクスピアの贋作』(岩波書店)、『シェイクスピアを観る』(岩波新書)、『シェイクスピアの墓を暴く女』(集英社新書)、『シェイクスピア大事典』(編著、日本図書センター)、『研究社 シェイクスピア辞典』(編著、研究社)など。
目次
図版一覧/凡例/シェイクスピアの詩法/Macbethのテキスト/Macbethの創作年代と材源/Macbeth関連地図/略語表/
MACBETH
補注/付録 シェイクスピアのFirst Folio

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